標準旅行業約款

学習ポイント

  • 旅行業約款の構成(全体像)を把握する。
  • 約款の適用範囲と条件を理解する。
  • 国内旅行は「本邦内のみの旅行」、海外旅行は「国内旅行以外の旅行」をいう。
  • 旅行契約の種類にかかわらず、手配の全部または一部を手配旅行に代行させることができる。

標準旅行業約款とは

標準旅行業約款とは、旅行業法に基づき、旅行会社と旅行者が交わす旅行契約に関し、観光庁および消費者庁が定めた約款のモデル。

 

旅行会社は旅行業約款を定めて観光庁長官の認可を受けななければなならいが、標準旅行業約款と同一の約款を定めるときは、個別の認可を受ける義務を免除される。

 

募集型企画旅行の部、受注型企画旅行の部、別紙特別補償規程、手配旅行の部、渡航手続代行契約の部、旅行相談契約の部で構成される。
なお、標準旅行業約款で対応できない規定については個別認可が必要となるが、旅行会社の必要性が高い規定については旅行業協会と観光庁が協議して個別の認可約款用の書式を作っており、旅行会社はそれを使用して標準旅行業約款の一部として変更申請し認可を受けているケースが多い。
(例:現地発着約款、フライ&クルーズ約款、コンビニ約款など)

 

標準旅行約款の構成

標準旅行業約款は5つのパートからなる。

  1. 募集柄企画旅行契約
  2. 受注型企画旅行契約
  3. 手配旅行契約
  4. 渡航手続代行契約
  5. 旅行相談契約

1と2は「旅行業者が計画旅行を立てる企画計画旅行」で、標準旅行業約款で定める条項もほぼ同じ内容になっています。
3から5はそれぞれ特徴があり、LESSSON8・10・11で説明します。

 

約款の適用範囲と特約

旅行業者が旅行者との間で締結する契約(1-5)は約款に定める事項が適用されます。

約款に定めがない場合

法令(主に、商法・民法)または習慣法が適用されます。

特約

約款の定めと異なる(または約款に定めがない)約束をすることを特約と言います。

 

約款より、特約が優先される3つの条件(法令尊寿・旅行者に不利でない・書面による契約)があります。

用語の定義

国内旅行と外界旅行

国内旅行とは、工程のすべてが本邦内(国内)のみの旅行をいう。海外旅行は、国内旅行以外の旅行をいう。

手配代行者

旅行契約(企画旅行または手配旅行の契約)の履行に当たって、旅行業者は手配の全部または一部を本邦内または本邦外の他の旅行業者、手配を業として行うものその他の補助者(手配代行者)に代行させることができる。

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