用語の定義
学習ポイント
- 「幹線と地方交通線」「新幹線と在来線」「急行列車と普通列車」「旅客運賃と料金」等の用語を理解する。
- 幼児や乳児がJRを利用する場合、どのような時に運賃・料金が必要になるのかを覚える。。
- 運賃・料金が使用する距離と運賃表を理解し、計算の基本手順を身につける。
幹線と地方交通線
JRは6社あり、JR本州3社とLR3島がある。
新幹線は、7路線で、あとは、途方交通線(ローカル線)。
急行列車と普通列車
新幹線は特急列車に含まれる。
旅客運賃と料金
旅客運賃は、列車に乗るために支払うもの。
料金は、グリーン席、指定席等の特別なサービスに支払うもの。
旅客の年齢区分と小児運賃・料金
旅客の年齢区分と料金
12歳以上は大人。
6歳以上12歳未満は小児。(中学校入学前の12歳を除く)
1歳以上6歳未満は幼児。(小学校前の6歳をを除く) 大人または小児1人につき、幼児は二人まで無料。
1歳未満は乳児。
運賃計算の基本
片道普通旅客運賃の基本
- 旅客が乗車する行程の距離を求める。
- 距離を運賃表に当てはめる。
- 1Km未満は切り上げ。
計算に使用する距離
(1)営業キロ
(2)換算キロと擬制キロ(地方交通線にのみ定められた距離)
JR3島とJR本州3社内
(3)運賃計算キロ
運賃計算キロ=「営業キロ」+「換算キロ(or 擬制キロ」
片道普通旅客運賃の計算
幹線だけを利用する場合
営業キロを運賃表に当てはめる。
地方交通線だけを利用する場合
JR本州3社と北海道
換算キロでなく、営業キロを運賃表[B]に当てはめる。
JR四国とJR九州
営業キロから擬制キロを計算し、擬制キロを運賃表に当てはめる。
幹線と地方交通線を連続して利用する場合
幹線区間の営業キロ+地方交通線の換算キロ(or 擬制キロ)
連続して利用する場合は、本州3社でも換算キロを使用する。